歴史のある急須の産地である愛知県常滑市、湯呑の産地である長崎県波佐見町の職人によって作られています。

急須は、本体・蓋・注ぎ口・茶漉し・取っ手の全てを職人が最終工程までひとつひとつ丁寧に手作りで仕上げから焼き上げまで行っています。
作っている姿は、まさに指先まで神経の行き届いた繊細且つ柔らかい動きの歌舞伎役者を見ているようです、
丸形の形状は、これぞ急須と呼ぶにふさわしく、茶葉が対流しやすいように、菱形の形状は、鉄瓶を彷彿とさせる重厚感のある作りとなっています。
茶漉し部分は、金属臭のない陶器製で、お茶本来が持つ香りや旨味を最大限に引き出してくれます。
使い込む程に深い色艶へと変化し、経年変化も楽しめる為、一層愛着のあるものとなっていきます。

湯呑みは、急須から注がれたお茶をちょうど二杯分淹れることができ、お茶の旨味が凝縮された最後の一滴まで味わうことが出来ます。

茶托は、湯呑を乗せるだけでなく、お茶請けを乗せられるよう内側の凹凸を無くし、豆皿のような汎用性が高いものとなっています。

商品の素材について

＜陶器（急須）＞
黒色のものは通常「黒泥」と呼ばれる土を使用しますが、朱色の「朱泥」と呼ばれる土をさらに燻すことによって黒色と変化させ、ひと手間掛けた作りをしています。

＜白磁器（湯呑み）＞
お茶の色を素直に映し出す「白磁」と呼ばれる生地を使用し、美しさを少しでも長く味わう為に通常よりも容量が多くなっています。

＜茶托＞
天然木の山桜材を艶のないウレタン塗装を施し、木の風合いや手触りはそのままに、耐久性を持たせた作りになっています。

丸形急須サイズ：W110 x D140 x H95mm 240ml
湯呑み：φ90 x H52mm 110ml x 2個
茶托：φ115 x H22 mm 2枚