自然の象徴である希少な動物たちの魅力的な個性を表現したオーデパルファム。優雅なアンテロープをイメージした、センチフォリアローズとブラックカラントの蕾による、フルーティフローラルの香り。

＜香りの系統＞フルーティフローラル

＜香りのピラミッド＞
トップノート：ブラックカラント アブソリュート
ミドルノート：センチフォリアローズ アブソリュート
ベースノート：シダーウッド

＜代表的な香りについて＞
ブラックカラントのつぼみ：ブラックカラントは、長い間、食用植物として使われ、フレグランスの分野で使用されるようになったのは最近の事です。この小さな赤い実のつぼみが、香料として並外れた可能性を持つことを最初に発見したのは、グラースの調香師たちです。フローラルやフルーティーな香りに力強さと粘り強さをもたらすグリーンで酸味のある香りとして使われる一方で、ハートノートとしてのブラックカラントは、力強さとさわやかさのある柔らかな甘さをもたらし、フレグランスの調和をさらに引き上げます。
センチフォリアローズアブソリュート：メイローズとしても知られるセンチフォリアローズは、現在、南仏グラースで栽培されています。このバラは、太陽の光を浴びて干からびてしまわないよう、早朝に収穫します。何世代にもわたって受け継がれてきた方法で、一つ一つ摘まれます。繊細な花びらを集めて、蒸留することで、甘くフローラルな香りを保ちます。この品種は、年に一度だけ、5月から6月にかけて花を咲かせるので、特に貴重なものです。

＜ジャン＝クロード・エレナ監修＞
世界で最も優れた調香師の一人であるジャン＝クロード・エレナは、フランスの高級フレグランス界で50年以上も活躍してきました。エルメスの専属調香師を経て、この度クヴォン・デ・ミニムのオルファクティフディレクターに就任しました。クヴォン・デ・ミニムとのパートナーシップは、「一目惚れ」のようなものだと彼は語っています。そこには出会いがあり、考え方の共有があり、大切なコンセプトの共通性がありました。ブランドのDNAである、希少で高貴で個性的な天然素材を使うこだわりがエレナの創造性を掻き立てます。

＜ヴィーガン＞
クヴォン・デ・ミニムは、全ての商品でヴィーガン認証を取得。原料からハチミツやミツロウも排除し、使用する植物原料はすべて、動物を使わずに収穫したものを使用しています。

＜使用方法＞
首や手首、耳の後ろ等、直射日光のあたらない場所に適量を塗布します。