Naoko Okusa


大草直子の新提案
大人のおしゃれは自由で楽しい!
<全9回>

ファッションエディター/スタイリストとして活躍する大草直子さんが、おしゃれと旅を愛する、架空の女性“ジェーン”のクローゼットを表現。「旅」をテーマにした最終章の第二回、旅先は「パリ」です。大草さんの中でパリジェンヌは、小さなショルダーバッグを持っているイメージなのだそう。果たして、その理由とは? NAOKO’S COLUMNでは、シャツ好きの大草さんが、白シャツよりもマストハブだと思っている「傘」をご紹介。最後まで要チェックです!

Jane’s Travel

vol.8 小さなバッグは、自由なパリジェンヌの相棒

両手が空くと、人は自由になれます。どこまでも歩けるし、何でもつかめる――そんな「自由」を満喫している、と真っ先にイメージできるのがパリの女性たち。その日の天気や気分や。全て自分軸で動いている感じ。と言っても、少しお金がたまると南米へ出かけてしまっていた私は、ファッションの世界で20年以上も生きていながら、パリに行ったのはたったの2回。実は、久しぶりに6月に渡仏予定なんです。スカーフや真っ赤な口紅。スリムラインのジーンズなどは、まさにパリに住む女の印象だけれど。そうではなくて、小さなバッグを持っていこう。地図はもうiPhoneを見ればわかるだろうし。ググれば、人気のレストランだって出てくるし。最小限のお金だけ入れて、テクテク歩こうと思っています。ショルダーが長め、のちょっぴりかっちりしたフォルムのバッグは、持つだけでシンプルなスタイリングが今っぽく、さらにフリーな空気感が手に入るのです。

Naoko Okusa

凛とした印象を放つ、ブラックレザーのショルダーバッグ。余計な装飾、そして金具のない、シンプルなデザインが粋。ストラップを外せば、ワンハンドルのクラシカルなハンドバッグに。

Tシャツとレイヤードしても可愛いジャンパースカート。1枚で着るとデコルテが広めに開くので、スカーフをON。ジャンパースカートのIラインが崩れないよう、きゅっと小さく巻いて。

Other Choice

01大人の“可愛げ”を感じさせる、丸みのあるフォルム

ころんとしたフォルムが印象的なバッグ。白シャツにデニムなど、シンプルな装いに、アクセントとして投入するのもおすすめ。カジュアルでボーイズライクなコーディネートにビタースイートなスパイスを効かせてくれます。

02スマホとミニ財布と口紅だけ入れて、足取り軽やかに

ミルクホワイトのミニバッグは、コーディネートを明るく、軽やかに見せてくれます。ショルダーストラップが長めなので、昼間は斜めがけにしてカジュアルに、夜はチェーンハンドルだけにしてディナーに出かけても!

可愛い傘は、私の中でマストハブ。もしかしたらその順位は、白シャツを超えるかも(笑)。あるデータによると、1年に3分の1は雨が降る、と言われている東京。100日もシャツは着ないから、逆に、その愛情と情熱を傘にかけたほうが良いと思うのです。久しぶりに欲しい! と思ったのがこの1本です。

※掲載商品は定価表示となっております。

大草 直子 Naoko Okusa

スタイリスト/WEBマガジン『mi-mollet』編集長 ファッション誌、新聞、カタログでのエディトリアルやスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。新著『大草直子の STYLING&IDEA』(講談社)ほか、インスタグラムも人気。
Instagram:@naokookusa

  • photographer/Shigeo Shidara
  • model/Ririan Ono
  • hair & make-up/Eiko Sato(ilumini)
  • stylist/Naoko Okusa
  • editor & writer/Naoko Okusa , Ayako Suzuki(HRM)