Accessory Addict エディター発田美穂の いつだって“主役は小物”主義

「服はもちろん好き。でも小物はもっと好き!」と言い切るエディター発田美穂が、
気になるトレンド小物を毎回ピックアップ。“小物への偏愛”を熱く語ります。

Item: 07ハット初心者にこそ
トライしてほしい
モノトーンカラー

 暑い日が増えてくると、陽射し対策的にもおしゃれ的にも、ハットの出番が増えてきます。私は“かぶりもの”全般は大好物で、かなりチャレンジャーなほうですが、それでもいつも思います。やっぱりハットって、基本的には難易度の高いアイテムだなあ、と。

 まず、私にはどんなハットが似合うの?問題。確かに輪郭などによってある程度、似合う似合わないはあります。しかし、私としてはそれよりも、かぶり方にコツがあるように思います。

 というのも、ファッション撮影でモデルさんにハットをかぶってもらうときにも、ヘア&メイクさんと、もっと目深にかぶったほうがいい? 少し斜めのほうが似合うかも? もうちょっと前を上げたほうがカッコいい? など、あーでもないこーでもないと何通りもチェックするのです。プロのモデルさんですら、そんな感じ。

 ってことはですよ! 私たちシロウトがかぶるときには、さらにいろいろやってみないと!! いろいろな角度やかぶり方を探ってベストなかぶり方を見つける必要がある、ということなんですね。

 あとはスタイリング。ハットの場合、ちょっと気を抜くと野良作業風味になりがち。「オシャレのつもりでかぶったのに、私、なんだかとっても素朴!!」みたいな。

 特に、ベージュのザ・麦わら帽子をかぶるときが危険。麦わら帽子のときって、実はいつも以上におしゃれに気合いを入れておく必要があるんです。例えばTシャツ+デニムに合わせてしまうと、途端に素朴感が出ます。少しエッジの効いたスタイリングがマスト!!

 そこでハット初心者にこそおすすめしたいのは、こんなモノトーンタイプ。ハット本体がベージュではなく、少し白っぽい色が使いやすい! なにしろハット自体がモダンなので、それほど力の入っていないスタイリングでもぐっと底上げしてくれるのです。

 コーディネートのコツは、ハットを主役にすることと、服をワントーンにまとめること。こうすることでシャープな印象になり、素朴警報を回避できます。

 それから、重要なのがヘア&メイク。私もよくやるのですが、「どうせハットをかぶるんだから、ヘア&メイクはテキトーでOK♡」と手抜きをするのは、ダメ、ゼッタイ! というのも、先に述べたように、ハットを主役にすることがおしゃれにかぶる近道なのですが、ということは! 室内やお店などに入ってハットを脱いだ途端に、ものすごく地味で疲れた人になってしまうのです! 大変!! ということで、ハットの日にもいつも通り、もしくは少~しだけ盛り気味のヘア&メイクを忘れずに! これ、実はかなり深刻な問題ですから!




Photo/ Asa Sato
Illustration/ Chitose Abiko



  • ※掲載商品は定価表示となっております。
profile

発田 美穂 Miho Hotta

エディター。ファッション誌を中心に、「着回し」から「ラグジュアリー」まで幅広いページを担当。ブランドや百貨店カタログの編集ディレクションも務める。身長があまり高くない(158㎝)ことから常に着たい服と似合う服が違うというジレンマがあり、結果サイズを問われない小物やアクセサリーへの偏愛がエスカレート。スイーツよりはビールと塩辛派。