Accessory Addict エディター発田美穂の いつだって“主役は小物”主義

「服はもちろん好き。でも小物はもっと好き!」と言い切るエディター発田美穂が、
気になるトレンド小物を毎回ピックアップ。“小物への偏愛”を熱く語ります。

Item: 02 ベージュパンプスで仕上げる
淡グラデーションスタイル

大学卒業後すぐに出版社に就職したため、スーツのような“きちんとした仕事服”を着た経験がありません。極端な話、365日デニムでもOK。冬のロケにはダウン+スウェットのような、「これから雪山へいらっしゃるのですか」的スタイルで行くこともしばしば。ドレスコード、オフィスコードのようなものを持たないまま、立派な大人の年齢になってしまいました。
しかしこんな私でも、雑誌で数えきれないほど「オフィス着回し」やら、「きれいめ仕事服」などといったテーマを担当してまいりました。そんなときは慌てて、“きちんとした会社”で働く友人にリサーチしたり、読者の方からのアンケートを熟読したりして、勉強しております。
そう。私にとって“正しいオフィススタイル”は想像を超えた妄想の世界。着回し劇場の場合は、いつもハイパー妄想スイッチを入れて原稿を書くのですが、楽しすぎて途中から妄想が止まらなくなっちゃう。同期のメンズと会社帰りに飲みに行っちゃおうっかなー、この日は憧れの上司と一緒に取引先に行ったりして♡など、若いころに果たせなかった夢を原稿にこっそり託しています。
さて、そんな妄想劇場の中では、立派なキャリアを積んだベテランOLのワタクシ(若手でないことは重々承知しております)。そんな私が絶対にトライしたいと思っているワーキングスタイルが、このベージュグラデーションスタイルなのです! それぞれのアイテムはシンプルなのに、色あわせが柔らかくて優しくて、ほんっとーに素敵! そして、このスタイリングのキモとなるのが“ベージュのパンプス”。もしもこのスタイリングに黒のパンプスを合わせてしまったら、途端にただのお地味スタイル。はっきり言って台無しです! 全身が淡いトーンだからこそ成り立つ、究極の“おしゃれ&上品”スタイル。
このベージュのパンプス。このようなきれいめONスタイルはもちろんなのですが、デニムやカーゴパンツをきれいめに仕上げたい日にも活躍してくれる万能選手。しかもベージュが脚からつま先までをワントーンで見せてくれるので、(遠目から見たときの)脚長見え効果も期待できます! 一度ベージュパンプスの魅力を知ると、黒のパンプスでは全身バランスが重たく感じてしまうほど。一家に一台ならぬ、一人に一足ベージュパンプス、が大人のおしゃれの合言葉ですよ~!




Photo/ Asa Sato
Illustration/ Chitose Abiko



  • ※掲載商品は定価表示となっております。
profile

発田 美穂 Miho Hotta

エディター。ファッション誌を中心に、「着回し」から「ラグジュアリー」まで幅広いページを担当。ブランドや百貨店カタログの編集ディレクションも務める。身長があまり高くない(158㎝)ことから常に着たい服と似合う服が違うというジレンマがあり、結果サイズを問われない小物やアクセサリーへの偏愛がエスカレート。スイーツよりはビールと塩辛派。